杉の選定においては、太すぎず高く伸び、ゆっくりと成長したものを採用しているため、目の詰まり強度の高い素材を使った建築ができるのです。また、私たちは木材の「自然乾燥」と、社内で加工する「高温乾燥」を使い分け、適材適所で使用しています。
天然の無垢材は、湿気が多い時期は木の内側に吸収し、少ないときは放出する機能を持っており、室内の湿気を一定に保ってくれます。断熱性能も高く、冬場に冷える地域において無垢材は最大限に効果を発揮してくれるでしょう。
木の特徴を生かした住宅づくりにこだわり、気仙沼・南三陸を中心に
よりよい暮らしと住まいを提供しています。
家づくりに少しでもお悩みがございましたら
是非一度お気軽にご相談ください。
無料相談会はこんな方に
ピッタリです!
腰板とは、室内の壁の下部90㎝程度まで張る木製の板で、
腰壁とも呼ばれます。
リビングや寝室、廊下などで採用されています。
住まいの相続や老朽化にあたり、「改修したいけれど、リフォームと建て替えのどちらがいいのか…」と迷われる
方は珍しくありません。中舘工務店では、お客さまに明確なご希望がない場合は建て替えをおすすめしています。
リフォームと建て替えの違いは、“既存の基礎部分を残すかどうか”です。
リフォームの場合は部分的な改築・修繕を行うのに対し、建て替えの場合は建物を一度完全に解体して新たにつくり直します。これにより、ご希望の間取りや動線を実現できるのです。
「長年住んできた家だからこそ、なるべくそのまま使いたい!」という方もいらっしゃいますが、リフォームでの間取り変更にはどうしても制約が出てしまいます。
複雑な条件で無理に改修するより、思い切って丸ごと建て替えた方が、コストが抑えられるケースもあります。
また、1981年と2000年には耐震基準が見直されているため、それ以前に建築された住まいなら圧倒的に建て替えがおすすめです。基礎部分から見直すことで耐力体をバランスよく配置し、安全性を高められます。
建物は長期の使用で基礎部分や壁など、見えないところにどんどん“疲労”が蓄積されていきます。疲労具合によるものの、建築から20年以上経っている家屋なら、建て替えを検討しはじめてよいでしょう。床のふぞろい、壁の傾き、それに伴う扉や窓の建付け悪化、外壁の破損などは、劣化が進んでいる兆候です。もちろん20年経ったからといってすぐに倒壊することはありません。しかしながら、災害時に影響を受けるリスクは高くなってしまいます。
リフォームと建て替えのどちらにするかは、住まいの状態で判断してください。木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、実際の耐用年数とは必ずしも一致しません。適切なメンテナンスをしていれば、30年、40年、50年と住み続けることができます。構造体の老朽化が進み、新築と同程度の修繕費用がかかるなら、建て替えをするよいタイミングといえるでしょう。
先にご説明した通り、1981年を境に耐震基準は大きく変わりました。それ以前の基準を一般的に、“旧耐震基準”と呼んでいます。「現代の新耐震基準を満たすために大がかりな工事を行う必要がある」「今の建物では耐震性能を向上させるのが難しい」という場合にも、建て替えは有効な手段です。ただし、法改正などで既存不適格になり再建築が不可能なら、構造体を生かしてリノベーションし、建物の寿命を延ばすという対策も挙げられます。